カツサンドの朝

とある冬の日記が出てきたので活用(カツだけに!)。

 

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今朝も6時に起きてしまった。
アラームが鳴って、本当は二度寝しようと思ったのに、隣で寝ていた恋人が「起きるの?起きなよ」と私を布団から追い出したからだ。


まったく開かない目でシャワーを浴びる準備をして、風呂に入る。ヒートショックってどうやって防ぐんだっけ、と思いながら熱いシャワーを浴びる。
面倒だと思って後回しにしていたボディソープの詰め替えを意を決してやる。分かっていたことだけど、意を決するほどの作業でもない。でも毎度面倒だと思ってしまう。


浴室から出て服を着替え、リビングに行く。カーテンを開けると、ちょうど太陽が住宅街の隙間から顔を出すところだった。まぶしい。けどなんか良い。
一日の始まりが明るいっていうのは良いことだ。そのあと、どんなにかったるいこと(仕事)が待っているとしても。


今日の弁当はカツサンドにしようと昨日から決めていた。そのために3割引になっていたロースカツが冷蔵庫に眠っている。
これは食パン3斤を消費するためでもある。5日ほどで2.5斤くらい食べ尽した。食パンはその高さの減りっぷりで私の食いっぷりを如実に表す。日頃食べてる量なんてあまり分からないけれど、食パンは分かりやすいな。面白いし、おそろしいと思った。私、そんなに食べとんのか…。

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カツサンドを作ったことがなかったので、どんなもんかねと思ったけど、案外面倒で、案外美味しくできた。
まとめて千切りにしてあったキャベツを100均のレンジ蒸し器に放り込んでチン、ほどよくしなしなになったら適当に塩をふりかけておく。
パンは耳を落として(耳は冷凍する)、いい感じの焼きめがつくようにトースト。そもそもパンの原木からのスライスが下手で、厚みが均一にならないので、トーストは気をつけないとすぐに濃い茶色になってしまう。今朝もなった。
せっかくだしと、トーストするバージョンと生パンバージョンでカツをサンドしてみた。コンビニのカツサンドからしが入っているけど、私は苦手なので入れない。こういうことができるのが自作の良いところだ。


シーガルの弁当箱に詰めたが、4つできたうち1つは入りきらない。入りきらないなら仕方ないなと、いそいそとコーヒーとゆで卵を用意して、優雅なモーニング。窓を開けると、できたての新鮮でつめたい空気が部屋に入ってくる。できたての日の光を浴びながら、できたての空気を吸い、できたてのカツサンドを頬張る。贅沢な朝だ。


無駄に早起きするのも、結構いい。というかそもそも早起きが良いことは、早起きする前から分かっている。でも毎度起きたくないなと思ってしまう。ボディーソープの詰め替えと同じだ。


できれば、良いと思うことを、面倒くさがらずにやっていきたいもんだねえ。
とにかく今日一日、無事に仕事が終わって、なるたけ早く退社できますように。会社にきて願うことはもう、それだけだ。